10月23日(水)「施設における高齢者の実態と歯科介入の必要性について」と題して、医療法人 天馬会 歯科医師の齊藤ふく子氏を講師に迎え社内研修を開催しました。
本研修会の目的は、「高齢者の口腔内の状況を理解し、日常ケアで取り組める口腔機能の回復方法を学ぶ」ことです。今回は一般的な口腔ケアについての教育ではなく、各施設が抱える口腔ケアに関する現状と問題点について実例をもとに個別指導の在り方等について実態に即した教育を実施しました。初めに実態を認識してもらい、次に歯科介入、手軽な口腔リハについて順序を経て教育しました。特に入居者様の実際の口腔画像を交えなら、よりリアルな教育により、効果をあげたと認識しています。研修会には、各施設の看護師・介護士合わせて30名が参加しました。本研修を通じて、「口腔内の汚れや舌苔の除去」、「残存歯のケアや義歯の衛生」など、日常ケアの積み重ねが咀嚼機能を助けることが理解出来ました。また、口腔内の状況が良くなることで、おいしく食べることができ明るく元気な生活に繋がる事を再認識し、日々、頑張っていこうと参加者全員が気持ちを新たにしました。
講師並びにデンタルクス札幌の職員の皆様、ご参加いただいた職員の皆様ありがとうございました。研修で学んだことを各施設で活かし入居者様と向き合ってください。 各施設は、今回の研修会に参加できなかった職員の方にも、普及教育及び教育資料の配布等により、全員が今後の口腔ケア/リハ業務に生かせるようにしてください。
今後も各種研修会を計画いたしますので、多くの職員の参加をお願いいたします。研修を通じて共に能力の向上に努めましょう。(教育研修委員長 泉山)
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